中村紘子さんのコンサート
中村紘子さんのデビュー55周年記念の、14年ぶりのKitaraでのコンサートへ行ってきました。
生演奏は初めてです。
たぶんその14年前が「行こうかな」と思った時だったと思うのですがご縁が無く、今回初の生拝聴となりました。
演奏曲は、ベートーヴェン「テンペスト」、ドビュッシー 2つのアラベスク、リスト ウィーンの夜会第6番 と メフィスト・ワルツ第1番村の居酒屋での踊り、シューベルト 4つの即興曲Op.90、ショパン ポロネーズ第1番・第2番 ワルツ第9番「別れ」 バラード第1番
アンコール曲が、ショパン マズルカ25番(op.33-4) 仔犬のワルツ 幻想即興曲
席は2階中央の左側で、低音域まで手元が見えました。
少し前に作ったばかりの眼鏡を持参。席についてピアノ見たら度がきつめの運転用のにすれば良かったかなと思ったのですが、目が疲れる事も無かったので、持参した眼鏡で良かったようです。
自分としては中村紘子はショパンのイメージが強いのでショパンになると中村さんらしいと思ったし、他の曲も素晴らしい演奏でした。(細かい事は割愛)
と言っても、最近体調が悪く、家を出る前から(朝起きた時からと言っても過言ではない)眠くて、前半の最後であるリストの時はかなり o。うつらうつら。o* していましたが
ppの音でもホール奥まで響き、決して「小さい」「弱い」だけではないのだということ、
たくさんの音の中で流れを繋ぐ音をそれと解るように(聴こえるように)出すこと、
ffの音も重みの掛け方で様々な音色で出されること 等を目の当たりにし、感嘆と共にすごく勉強になりました。
座ってから腕を準備するのではなく、座ったと同時に演奏される事にもびっくりです。
腕や手を準備する時間がほとんど無く、聴き手も準備のないままに始まります。
特に座る動作での腕の落下による重みで音を出す事に驚きました。(腕を上げてからの落下ではなく) 本番ならではの演奏法かもしれませんが。
表現イメージとしての感想は、聴いてる最中はいろいろ思うのに全部言葉で持ち帰るのは出来ないので、また改めて言葉に置き換えるのも面倒(ぁ)…大変なので、控えさせていただきます。
とにかく、生演奏を聴けてよかったです
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