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2013年10月

2013年10月31日 (木)

ムンク顔になる

昨日はコロと軽快に走っている夢で良い目覚めだったのに、その後はよろしくない。

朝、歩いていると目の前をトラ猫(野良)が猛ダッシュで横切った。
前から車が1台走ってきていた。

 やぱい!はねられる! (目が釘付け)

こういう焦っている時というのは、いつもより思考は早いし多いような気がする。
というより、時間の流れがいつもより遅いと言うか、スローモーションな感じ?

前輪にはねられる!
と思ったものの、猫と車のスピードから車の下に入り込み後輪にはねられるかもしれないと考えが変わった。

猫が突っ込んだ。

 どん!!! 

猫は前輪のすぐ後ろのボディに鋭角にぶつかった。(真横から走ってきた訳ではなくやや斜めから走ってきていたので、頭からぶつからなかった)
頭・首の辺りが思いっきりぶつかって、ぼ~んと跳ね返って私の5mほど直前に飛んできた。

(ムンク顔になる)
やばい、死んだ・・・?
どうする? こういう時は保健所に電話だろうか?

飛んできて落ちた猫は、立ち上がり猛ダッシュで反対側の公園(昔は沢だったので道路より下にある)へ走って行き見えなくなった。

ムンク顔のまま見送った。
心臓バクバク。
ショック&パニック

猫は車が来ても止まれない、突っ込むという話はよく聞くけど、目の当たりに。

意外と丈夫なのね。あんなに思いっきりぶつかったのに。
でもどこか骨折してるんじゃなかろうか。大丈夫かなぁ。

帰宅して全員に話しをしたら(全員に言わないと気が収まらなかった)、兄に「猫はだめだよ。保健所に電話してもゴミ袋に入れてゴミの日に出して下さいって言われるだけ。」と教えられた。
やだよー。ゴミの日まで保管するのー。
埋めるのもだめ。地縛霊になっちゃうー。
火葬場ですか・・・
ぁぁ、(こう言っては何だけど)死なずに走って行ってよかった・・・・・

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2013年10月16日 (水)

ドビュッシー=猫族 !?

ピーター・クーパー著の「ピアノの演奏様式」(出版:シンフォニア)という本を読んでいる。3部構成になっている。

第1部は鍵盤楽器の事についてで、ちょっとタルかった。
なんか・・・、どうでもいいし・・・。

第2部はいろいろな作曲家の特徴などについて書かれている。
ここ、重要だよね。

たまに表現が面白いなと思う所があって、
それが、今日、頂点に達した。

ドビュッシーは生まれながらの猫族だった。

猫派・犬派とか、猫好き・犬好きという意味ではない。
だからだろう。ここの印象が強くて、他はすっ飛んで、ここだけ頭から離れない。

前後を読まないと解らない。この文が入った段落はこう↓

 こういう特殊な美しい響きの世界の中でも、ドビュッシーはフランス音楽の中で独自の世界を持っている。彼はピアノの打楽器的な可能性に興味を示さず、ピアノはハンマーを持っていないという幻想を打ち出そうとした。ドビュッシーは生まれながらの猫族だった。つまりびろうどのような足はその音楽の中に爪を隠してしまっているのである。

読んでもイマイチ解らんか・・・?
もう少し広範囲を読めば言わんとする事が見えてきます。

どうでも良さそうなところで引っ掛かってしまう私って・・・

もう少しで第2部が終わる。

第3部はリサイタルの事なので、関係ないので飛ばしながら読もう。

 
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2013年10月15日 (火)

調律日

調律でした。

春に、打鍵すると2度打ちになったこと と、鍵盤を下げた途中から打鍵すると音が出ない事が多いこと(ピアノの慣れと思ったけど一応話をした)を話しました。

リバウンド(2度打ち)は乾燥によるもの。もしかすると前のお宅が湿気が高かったのかも。
うちはセントラルなので乾燥しすぎる。 
夏をすぎたこの時期にこの状態なら冬の乾燥を引きずっているかも。(今年の夏はあまり湿度が高くなかったしね)   とのこと。

前のピアノもこの時期が一番良い状態だった事を話すと、季節変動に敏感なので6月か12月に調律すると良いとアドバイスされました。
乾燥ポイントと高湿ポイントの中間時期なのだそうです。

調律前にこういう会話をけっこう長くしていました。

鍵盤を下げた途中からの打鍵音について、アップライトの性能上仕方ないが、まだ調節余地がある。とのことで、リバウンドの件と共に調節してくれました。
それと、装飾音と連打をし易くしてくれたとのことです。
特に「し難い」とは言わなかったけど、会話で何か思う所があったのか、弾いていてそう思ったのかな。

終わって、音が整った感じです。
かなり狂ってましたと言っていたけど、確かに前と音(高さ)が違います。
調律後は狂っていたんだなと解るけど、徐々に狂って行くから解らないな・・・。
でも最近は電子ピアノで弾いた時とアップライトで弾いた時に音が違うように感じ、違和感がありました。間違えて違う音を弾いたと思うような。違和感を感じたら音が狂ってきたという事なのかも。

前のピアノは、調律直後はあまり好きではありませんでした。他人様みたいなよそよそしさを感じていました。
今日はそんな感じがしません。いい感じ^^

キッチンで調律の音を聞いていたのですが、かなり聞こえる!とちょっとびっくりです。
これじゃあ、ガンガンな曲を弾いたらさぞ煩かろう・・・
まぁ、自室のドアを開けていたから余計に聞こえたとは思うけど。。

姉の話を聞いたら義妹さんは地下室(車庫の裏で半地下)を自分で防音してピアノを置いていると言うじゃないですか。
今年の夏は弾いてないんじゃないか。聴こえなかった。 と言うので、去年もそんな事を言ってたよねと言ったら、2年弾いてないんじゃいか?って。
弾かなくなるとズルズルと続くんです。

そうか~。○○ちゃん(←名前で呼んでる)は自分で防音室にしたのか。さすが!
あのピアノと合わせると(←計算中)  真似できん。

 
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2013年10月11日 (金)

季節感

今日は雨。 冬の始まりの硬めの雨の音がする。

若い人はスーパーのお菓子で季節を感じるらしい。

なんのこっちゃ? と思ったら、
今の時期ならハロウィン用パッケージなんだそうだ。
季節感を演出しているお菓子のパッケージを見て季節を感じるらしい。

へぇ・・・。(←古い人)

 
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2013年10月 4日 (金)

聞き方が変わったのか?

今日はバレトンの体験に行ってきた。
汗をいっぱい掻いたけど、ベタベタしてない。
いい汗を掻いたんだね。

最近の自分、少し変化したようだ?

一番の驚きはノクターン(ショパン)を聴けるという事!
なぜじゃ~ どうしてじゃ~

前なら続けて聴けなかった。すぐに嫌になっていたのに、続けて全部聴けちゃうのだ!
おそろしや。何が起こってるんだ。

CDが(演奏者が)違うからかな。
初めて買ったノクターンは駅改札前でワゴン売りしていた2枚組。全部入ってるからと言う理由で買ったもの。後にルービンシュタインのだと知る。
買ったはいいが、聴けなかった・・・。ノクータンってつまらないと思ったからで・・・。
最近聞いたのはフランソワので、自由で綺麗だった。
こんな風に弾けたらいいなぁ~。
ルービンシュタインは素晴らしいビアニストだしお手本になるのに、お手本にならないアウトロー的なフランソワだとイケるなんて、こういう所は相変わらず?

ノクターンの2番、超有名なのにあまり好きじゃない、と言うか嫌いな方だった。
弾きたくない曲だったのだけど、この度弾いてみたら、素敵に思えた。
変だ。こんな風に思うなんて。

ところで、8月頃からたまに「月光」を練習していたのだけど、9月末頃からどうでもよくなってきていて、2週間前から「月の光」を暗譜しだした。
一番暗譜しやすそうだったから(覚えていないと弾けない所が多いので練習のたびに半分くらい自然暗譜になっていた)。
いざ暗譜を始めてみると、暗譜しようと思って暗譜するのと自然暗譜では何かが違うらしい。
思い切って以前録画したものを聴いてみたら、なんじゃこりゃ 的な感覚に襲われた。
やっぱり拍感オンチのような気がする。
悪い所が解ったからと言って、今ちゃんと弾けるかと言ったら、出来てないと思う。

暗譜している時に気が付いたのだけど、主要音とそれ以外に分けて聞いているらしく、それ以外はすごく曖昧に聞いているようだ。
例えるなら、ドラマのセリフとバックミュージックのような。
それ以外の音もきちんと聞き取ってないときちんと暗譜できないようだ。

私の弾く曲は長くない。それなのに暗譜に苦労する。(脳の老化もあるが元々の出来が…)
ピアニストは実に多くの音を覚えていると感心するばかりなり。

とりあえず、ミスはするものの楽譜無しで最後まで弾けるようになった。

いろいろ考えると、聴き取り方が変わったように思える。
思えるだけで変わってないのかもしれないし、今だけ変わっててすぐに元に戻るかもしれない。

良い方に転んでいるように思えるのだけど、良い方に転ぶとハードルが高くなるので、微妙。

 
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