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2013年4月

2013年4月29日 (月)

解釈

連休後半に友達が遊びに来るから昨日は春の大掃除して疲れたので夜はCD鑑賞です。
今日は午前中は大きいホームセンターへ行って、お店の約半分を歩いたら1時間かかって疲れちゃったのでCD鑑賞です。

フルトベングラー/ベルリンフィルのBoxの2枚目を聴いていたら、「今の倚音?」と思った瞬間がありました。なんかちょっぴりLvUPした?(゜∀゜)ゞテヘ

たまにふと考える事、最近も考えていたのが、「解釈」ってなんだろう?
音楽家ではない人達が聴いて「この人の解釈はこうなんだと思った」とか書かれているのを見かけるけど、具体的な事を書いているのを見た事は無く、「どういう解釈だったのですか?」と説明をお願いしたいと思う事がある。
私にはサッパリ?なのだ。

おそらく前に習っていた先生なら「解釈も何もないわよ。ここでcresc.でここから少し弱くしてdim. ここは少し溜めてから云々・・・」なんて言うんじゃないかな。
大まかに言えばそんな感じであってるような?
でもそれだと聴いたまんまで、私の思う「解釈」という言葉の意味と違うような気がするのですよ。

最近、理論を勉強していると(なかなか頭に入らないのですが…)、解釈って理論が解らないと解らないんじゃないかって思うようになりました。
ざっくばらんに言うと[解釈=アナリーゼ]なんじゃないかと。。
過去、アナリーゼなんぞ無縁で弾いていた私には解釈もへったくれもなかったってことですねー。
そういえば、楽譜を見て単に正しい高さの音と正しい音の長さを出し、書かれている音楽標語を守って弾いているなら、楽譜を読んでいないと言うような事を何かで読んだような。

ああそうか。「解釈=読譜」ってことになるのか~。
なんか、書いているうちに(入力しているうちに)解決したわ・・・。
読譜力を上げなきゃ「おそまつ」! れれれのれー (違ったかな

そういう話じゃなくて、クラシック鑑賞家って専門教育を受けていなくても聴いたら奏者がどう読譜したか解るってことだろうから、耳が肥えててすごいなって。
たまたまたった1ヵ所「倚音かな」と思っただけの私、乙。

 

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2013年4月26日 (金)

ブルグを考える~18- 1, 2

25に引き続き、ブルグミュラー18もやり直しています。
ちょいと思った事などをメモ代わりに書いています。

使っているのは全音の楽譜ですが、2種類出てるようです。
私のは「古池みさ子」さん校訂の本です。
ありがたいことに、五線譜の上にABCodaとか書かれていて形式が解ります。

 

1.Confidence. 「ないしょ話」 (ハ長調:A B A Coda)

右手がメロディと伴奏の両方を受け持っていて、高音保持の練習。
右手としては下降タイプは弾き難い。保持しにくい場合もある。
メロディを浮き出して伴奏部分は控えめに・・・ 難しい。控えめに出来ない所がある。
 中間にある装飾音、数が多いので速い速度では入れ難い。速度を緩めて入れるの、去年やったメトロノーム練習が仇となって下手になってしまった。
 コーダの、左右が反進行で3連符ごとに上昇する所も何気に弾き難い。

 

 2013年4月13日録画 もっと伴奏音は控え目なべきなんだろうけど…。

 

2.Les perles. 「真珠」 (ハ長調:A B A Coda)

"Una corda"と"Tre corda"が出てきた。
しかし、私のピアノはアップライトなので弦の数を減らしての弱音は出来ないのだよ…。
音が微かになる事は無く、一応小さくなるけど綺麗さに欠けてしまう。
弱音ペダルを踏むとハンマーが弦近くから打つようになるのだけど、鍵盤全部が床側に下がったのでちょっと驚いた。今のピアノにしてから弱音ペダルを使ったのは初めて?じゃないと思うんだけど・・・^^;
 スケールの最後の方は若干ゆっくりめにしてはっきり発音させた方が綺麗に聴こえるよね。速いからスケール中間は多少アレでもアレだ・・・^^;
 ペダルは踏み変えより踏み直しの方がいいみたい(出来て無いけど)。スケールが終わったら離して次のスケールに繋げる音を打鍵する時に踏むのが良さそう。
 右手は、下降スケールは弾き難い。速い速度での左右のユニゾンも難しい。
その、最後のユニゾンは先生の字で「Pタルナシ」と書かれている。「P」じゃなくて「ペ」でも字画数的にあまり変わらないと思うんだけどwww 略した意味が薄っ( ´艸`)プッ
全音楽譜にはペダル記号があるけど、私としてもここは使わない方がいいと思った。使うと濁りすぎる。かなり浅めに踏めばいいのか?いや~・・・ 好みかな。響きのよいグランドピアノなら使わない方がいいね。

 

 2013年4月22日録画 ♯が…。解ります?

 

注意)あくまで個人的意見であり、参考はご自身の責任でお願いします。

 

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2013年4月24日 (水)

揚げ物は危険

揚げ物をすると油が飛びますね。

今日も飛んできました。
天ぷらを作っていて、かぼちゃの時に薬指に、チカの時に顔に。
あちっ

揚げ物が終わってからピアノの練習したけど、薬指が痛くて、最近覚えて弾いていた場所が沈没。
痛みで気が散った位で解らなくなるってことは、ちゃんと暗譜できてないってことだな。

薬指が痛いので気がつかなかったけど、小指も火傷してた
顔は火傷にならなかったけど、きっとシミになるんだ・・・。
名誉のシミ(候補)が1つ増えました。ちっ

だがしかし、火傷を怖がっていては揚げ物はできないのである。
どんな事にもリスクは付き物なのだ!(←大袈裟)

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2013年4月22日 (月)

インヴェンション6

珍しくもちょっと楽しい気分で練習していたインヴェンションの6番が突然終わりを迎えました。
ええ・・・ まぁその、別れは突然に。。 もう嫌になったってことですね~

本当にめずらしく、あまりイライラもせずに練習していました。
左手の動きが悪いし、中間部がもう少し歯切れよく演奏できれば良かったんだけど、もういいです。

この曲はしっとり演奏する方が多いのでしょうか?
私としては少し楽しい気分の曲で跳ねてる感じです。
もしかすると楽しい気分はイライラが少ないからそう思っただけかも・・・。

リピートはスルー。インヴェンション録画でリピートは耐えられない・・・。

  

メモ

ホ長調→(属調)ロ長調→(平行調)嬰ト短調→(下属調)嬰ハ短調

Wikiより
ホ長調:
バロック期に多い調性。
鍵盤楽器では当時主流であった中全音律系の調律の場合、主旋律のホ長調は主和音の響きが良く旋律は明瞭であるが対旋律のロ長調は主和音の響きが悪く旋律も不明瞭となり明暗の対比がはっきりと出るのでヘ短調同様この時代の楽曲の特徴を表しやすい調性といえる。
ロ長調、嬰ト短調、嬰ハ短調は黒鍵の数から比較的運指がやりやすい調。

メモ2 (・ω・ )
 レッスンが終わっている曲 1、2、3、4、5、8、10、13、14
 独習でやった曲 1、4、6、7、9、11
 手付かずの曲 12、15
 グループ(1・2)(3・4)(6・7)(8・9)(10・11)(12・13)、5・14・15はグループに属さない。

 

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2013年4月19日 (金)

練習日記 4/19

即興曲Op.90-2
せめてこの位の速度で弾きたい~ というテンポにするとミス多発orz
ABAB'コーダ という形でいいかな。Aの部分覚えやすいので、レッスンの時も気が付けば覚えていた → レッスン終わったら忘れた のパターンでしたが、今回もAの部分は覚えてしまいました。
Bの部分も少し覚えているのですが、暗譜したい曲なのかというとそうでもないので、今の状態でいっか~。

インヴェンション6番
インヴェンションは両手の練習になるとはよく言うけど、ようやくその真髄が解ったような気がしました。
左右の独立の練習で、独立とは、一人で連弾してる状態みたいなものなのでしょう。

今まで、特に伴奏形の曲はどちらかの手がもう片方に合わせてる感じで弾いていましたが、インヴェンションの場合はそうではなく、右手左手が別々に意志を持って弾いてるうえで合ってる状態なのですね。
大袈裟な話、右手と左手が別の曲を弾ける状態みたいな。
これが出来るとルバート(片手の拍は合ってるがもう片手が自由)が楽にできるような気がしました。
自分の中に右手さん・左手さんという2つの人格を持てるようになれば・・・・・ 二重人格?

ブルグ18  2番練習中。3番練習入りました。

ヘラー  13番練習入りました。

など。

 

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2013年4月11日 (木)

いつの間にか

アラウの録画を見ていると(半分くらいは見ないで聴いてるだけ)ショパンのバラードがかかりました。

~~♪

ふと、ポーランド的と思ったのですが、まてまて。おかしいだろ。
ポーランドに行ったこともないし、ポーランドのことなんて知らないだろが。
それなのに聴いてポーランドっぽいと思うなんて変だろぉ~。
しかも、バラードとポーランドの繋がりなんて知らないし。(ポーランド人の友達の詩が作曲のヒントらしいけど、ポーランド人という部分はさっき知ったばかり^^;)

刷り込まれている。
気がつかないうちに徐々に・・・ 洗脳?(キャー

ショバンをはじめて聴いた・弾いたのは高校生の時。
長い年月をかけ、ショパンの曲の何かがキーとなって「ポーランド」を思い付く、そんな仕組みが出来上がってしまったに違いない。

じわじわといつの間にか記憶されていく・・・ ↑のような事よりも音符の一つでも永久記憶された方がありがたい。

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2013年4月 9日 (火)

くだらない話ですが

最近、朝起きた時に目やにが出ています。
ほんの少量だけど、最近毎日です。
子供の頃は目やにが酷くて目を開けられない事があった事を思い出します。
去年死んだ犬もすごい目やにで、よくコットンで拭き取っていました。
飼い主に似るのかしら・・・

それはさて置き、目やに=目くそですね。
くそ仲間で耳くそと鼻くそがあります。
耳くそ=耳垢という言い方をします。
鼻くそって他に言い方が無いのでしょうか。
朝、目を擦りながら、そんなくだらない事が頭をよぎりました。

Wikiには(調べたんかい!)、他の呼び方が無いとありました。
ふっふっふ( ̄ー ̄)ニヤリ
どんな澄ました気取った人でも鼻くそと言うのか~

なぜでしょう・・・。なんだか勝利の気分です。(←人間小さいです)

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2013年4月 7日 (日)

ヘラー12番

前曲を録画してからちょうど一ヶ月。
同じ日に録画したのは意図的ではなく偶然ですが、なんとか録画しました。

この練習曲集のタイトルは「リズムと表現力のための」ですが、まさしくそんな感じの曲でした。

スラー、スタッカート、アクセントの練習です。
スタッカート有りと無しの混合和音にアクセントが付いているし、
スラーの終わりがアクセントで次はスタッカートとか、
3拍子が崩れてしまいます。

それぞれのアクセントの強さ、こんなあんばいでいいのなか、もう少しハデ目の方がいいんだろうかって迷います。
音楽記号は絶対的なものではなくそれまでの流れに応じて変化するので、どの程度なのかすごく迷います。
迷うあたり成長したな~と思います。(学生の頃の先生なら全て同じ音量で弾くよう指示したことでしょう)

もしかすると数年後弾いたら、全然違うものになるかもしれません。

ステファン・ヘラー op.47-12

 

 

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2013年4月 5日 (金)

一度覚えた物は直しにくい

以前弾いていた形(クセ)がなかなかとれません。

気になったらすぐに楽譜を見比べればいいものを、つい面倒でズルズルと。
結局見比べるのだから、さっさとすれば解決も早いのに。。
毎度同じことの繰り返しであります。

今度はどこかというと、(前と同じくシューベルトのOp.90-4である)
最後の手前、右手が音階を4回にわたって下降していくところ。
今までずっと4回とも最後はスタッカートで切っていたけど、ヘンレ版は違う。
1回目はスタッカティシモで残りは切る記号ついてません。
なかなか切らないように弾けないのよ 
で、ついに以前使っていた楽譜を見て確認したら、全音のには全部にスタッカートが付いていました。
どうしましょ・・・。弾きやすい方でやるべきか・・・(悶々)
と甘い考えが浮かんだけど、アラウのを聴くとヘンレ版に合致しているので、最後の部分は切らないよう修正しよ。。

もう1ヵ所、違う所があります。
BからAに変わる所。ヘンレ版ではBの最後にフェルマータが付いています。全音では付いていません。

これで違いは3つ。
(B部分のスタッカートとスタッカティシモの混合記述。全音はスタッカートのみ。)
フェルマータと切る記号のありなしの違いは、かなり違うでそ・・・

指使いもまだ完全に矯正出来て無いし、最後の部分は切らないよう自然に弾けないし、
とほほのほ

 

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2013年4月 4日 (木)

雪よ融けないで

なかなかインコの薬を取りに行けない姉の代わりに動物病院へ行ってきました。
うちの犬も行っていた病院です。

行くと患畜の飼い主さんがカウンターで先生と話をしていた所で、待ちスペースには犬の患畜が2匹。飼い主さんに抱っこされて大人しく待っていました。
片方は黒のシェルティーでした。
黒・・・ 自分もああやって抱っこして待っていました。思い出すなぁ~

先生がお薬を出してくれて、少し会話をして、「また何かあったらどうぞ」
ミニダックスが呼ばれ、フィラリアの検査とお薬のようでした。
そういえばそういう時期だね。
会計さんに「お元気でしたか」と聞かれ泣きそうになりました。

帰りの車中、近所を散歩している犬達の事を考えると、以前は気が付かなかったけど、ちゃんと病院に行っている犬とそうでない犬って雰囲気違うなと思いました。
それで、「お宅のワンコちゃんはお金かけてるから」と言われてたのか・・・
(フィラリアはもちろん混合ワクチンさえしない飼い主がいる。狂犬病注射はしてるんだろうなと疑ってしまいますな・・・)

雪解けが進み、家回りの舗装横の庭の土が見え始めました。
見え始めたと言っても、積雪はまだたっぷり。1m以上あり、融けるまでまだまだかかりますが、ふと最後の日を思い出し、いっそ雪が融けなければいいと思ってしまいました。
天気の良い日で、花いっぱいの庭をずっと見ていた犬の後姿を思い出し泣いてしまいました。
花が咲いた庭を見たくない、そんな気持ちです。

 

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2013年4月 1日 (月)

練習日記 4/1

久しぶりの練習日記かな

2月下旬頃から練習を始めたシューベルトの即興曲op.90-2(D899)、やめられない…。
最初は家でテキトーに弾ける程度でいいやと思って始めたのに、弾いているうちにだんだん欲が出てくるものなのです

このくらい弾ければいいかな~と思っていると、いろいろと気になる所が出てきて、いつまで経っても「そろそろいいや」にならない~><;

先週頭にも「もう少し」と思っていたのに、Aの部分の転調部で調を勘違いしていて、なんでじゃ~!と腑に落ちなくてずっと引っ掛かっていたのだけど、ある日急にちゃんと近親調に転調している事が解って(長調と短調の違いだった)、納得行ったらもう少しいい感じに弾けるようになりたくなって、そしたらある場所がちゃんと見ていなかった事に気が付き(さすが大雑把な私)指使いを直して保持をきちんとすれば歌えそう(左手だけど)と解り、矯正中。

今度はBの部分が気になりだして、良く見たらスタッカートとスタッカティシモがあり驚愕。
以前(レッスン時)に使っていた本と違うので、前(全音)のを見たら全部スタッカート。
こ、これは仕方ないね

楽譜に和声記号を書いているのだけど、よく見ながら弾いたら、強弱記号と和声記号が一致しているのが解って、もっときちんとしないといけないんだと反省。

そんな感じで、ちっとも「そろそろいいや~」にならないのである。
でもなんか、この曲をこの調子で自分なりに仕上げられたら、何かを超えられそうな気もしないでもない・・・ と言うか、これを自分なりにきちんと仕上げられなければ、その先の曲は無理な気がする。ので、まだしばらくがんばろ~

ふ~。(←書き疲れ)

他には、
ヘラー12番。これもド壺にハマってる感じ。
この前まで楽しいなと思って弾いていたのに、電子Pで録音して聴いてみたら、[スタッカート有り+無し]や強調音やなんやかやと気配りしているつもりが仇になって拍感がめちゃくちゃ。(そこまで酷くない…^^;)
とにかく、弾き難い所で拍感が崩れるからノッて弾いてるつもりでも訳解らん演奏になってる。
強弱の差をもっと出したいけどなかなか出来ないし、何よりピアノの部分が硬い。
なかなか小難しい曲だ。(苦手タイプの曲なのだろうか)

インヴェンション6番。ミスタッチが多すぎ。一応仕上げテンポで弾ける。
え~、他には、解りません。 ・・・・・

ブルグ18。
1番、もう少し右手の小指(メロディ)とそれ以外の音の差を出したいけどテンポアップすると出来なくなる。遅くする部分がなんかわざとらしい感じがする。
まだ練習不足ってことですね。
2番も練習し始めました。右手のハ長調音階上昇とト長調音階下降の練習曲だけど、右手いっぱいいっぱいの速度で弾くと、最後の両手3度ユニゾンでいまいち合わない。
きっとテンポも遅くなってるに違いない。

こんな感じ。
どうしても左手が右手に比べ不器用なので、左手用に何か練習曲を1曲探そうと思う。
右手は何かと使うから強いので仕方ないけどね。
例えば、(除雪時)スコップを逆手で持てないし。持てない事はないけど仕事量が落ちるからやってらなれない。
右手の方が達者になるのは至極当然なのである。(;´д`)トホホ…

 

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古い録画を見た

忙しいだの疲れただの言ってるうちに新年度になってしまいましたヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

1週間のうち数回、雪割りをしました。
撥ね上げた雪はそのままだとなかなか融けないので、舗装に散らかして融かします。
まだ私の身長以上の高さがあります。
庭の撥ね上げた雪の下からは春一番にクロッカスが芽を出すのですが、今年は遅そうです。

先日、5・6年ほど前にDVD化した古い録画物を見ました。

1つは「20世紀の名演集・アンコール」から1枚。(5枚ある)
DVD化した時と違う機器なせいか(同じメーカー)、メニューが前後逆になっています

ストラビンスキーの初来日の自作自演(指揮)の「火の鳥」が一番印象的でした。
エネルギッシュでまた、何かを訴えるような演奏でした。

フィルム画像のものがいくつも出てきましたが、昔の演奏って強い説得力があるような気がしました。
決して今の演奏には無いと言ってるのではなく、今の方が繊細な演奏をしていて小さくまとまってるような感じを受けたのです。
昔の方が荒っぽいけど強さがあると言うか・・・。
単なる個人的な感想で「そういうものだ」というものではありません。

もう1つは「クラウディォ・アラウの芸術」です。こちらは外国の番組を日本で放送したもので、会話は字幕が付いています。
アラウは私の好きなピアニストの一人です。

こちらも5枚あるのですが、早送りしながら一通り全部・・・。
演奏が見たかった訳ではなく、会話部分を見たかったので。
見たかった部分は見つかりませんでした。
CD板には演奏曲目も印刷してあるのですが、「たぶんあの曲を演奏しているヤツ」というのが見当たらないので、おかしいな、DVD化するのを忘れたのだろうか。
もうビデオテープは無いから確認できないし。。

アラウはリストの孫弟子にあたります。リストの直弟子のクラウゼに師事しています。
前に見た時は大して気に留めなかったのだけど、クラウゼから教わったリストの弾き方について語っている所があり、参考にしたいと思いました。
この番組の収録時期はドビュッシーを好んでいた時期らしく、印象派に分類されるドビュッシーは印象派的部分もあるが少なくむしろ象徴主義であり印象派的すぎる演奏はすべきではない(というような事)を言っていました。

私のようにいろいろな文献を読み漁る方ではない人にとっては、こういう知性派ピアニストの解釈はいろいろとためになります。

ここ数日は疲労から練習意欲が低下していたのでこんな録画を見ましたが、リフレッシュ出来たし少なからず影響を受けたような気もします。

 

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