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2012年4月 5日 (木)

横縦の次に斜めが来ました

先日、久しぶりにフイギュアスケートを見ました。以前はよく見ていたんだけど、ここ数年は全くと言っていいほど見ていませんでした。
見たのは男子シングルとエキシビション。両方、全部ではなく途中からですけど。

すごく軸がしっかりしていて安定があるので優勝と思ったら、メダルに届かないのを見て、そうそう、基礎がしっかりしているだけでも、表現が抜きんでているだけでもだめで、基礎と表現のバランス+天性なんだよなぁ~、と素人ながらに思いました。

楽器もそうなんだよなぁ。crying

その後、読みかけだった「若いピアニストへの手紙」(ジャン・ファシナ著、音友社)を読み終えたのですが、最後の方に似たような事が書いてありました。

良い演奏なら、技術面の要素が表現面の要素から切り離されることは決してありません。

テクニックの練習は必要だがテクニック練習に囚われてはいけない、というような事が書いてある(と解釈しました)中の一節です。

私にとってこの本はためになる事が多く、とても参考になります。
ちゃんと身に入るまで繰り返して読もみたいな。

ハノン、ツェルニー、ピシュナなど(自称「敏捷楽派」だそうです)の練習曲が

真の音楽的興味を示しておらず、まさに彼らこそが「硬直楽派」であることは明白だ

と書いてある前後の文から、やや否定的なように感じられ、おそらく、これらの本を使いだらだらとテクニック練習をすることに否定的なのかなと思いました。

曲を弾く上での難所を克服するために必要なエチュードを取り出して練習するのが、やっぱり良いのかな。
コルトー版なんか、まさにそういう感じだし。
でもそれをするには、各練習曲を解っていないと出来ない話ではないかと・・・

ちなみに、この本はテクニックを言葉で説明している本です。
なかなか言葉で説明しにくい事(言葉で教えてもらいにくい事)が言葉で説明されているので、なるほどと思う事が多々ありました。先生が「こういう感じ」とお手本を弾いてくれるのが言葉になってるという感じ。

以前、横と縦の話を読んだ事があるしナンネルの映画でも出てきました。
この本にも書いてありました。
今回は斜めも。。
斜め読みというか斜め聴きをすると「音の扇」が出来る(解る)のだそうです。
斜めもあったのか・・・sweat01

しかし、私が発想するZ軸の事は書いてありません。絶対Z軸は感情だと思うんだけどなぁ。(3D的発想)

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コメント

Z軸・・・・
音の扇・・・
うう。
私は理解できるようになるには、まだまだ時間がかかりそう。

しかし、表現とテクニックが切っても切れない関係にあるのは納得できます。
全ては基礎とテクニックの上に成り立つと言っても過言ではないと思ったりもします。

ピアノも意外にスポーツ要素が強いというか、体を上手く使えてないうちは、無駄に力を浪費して疲労するし、美しくないんですよね。
効率よく力を使うためには、テクニックを研磨するしかないのかな。

投稿: えまーる | 2012年4月 7日 (土) 23時38分

☆えまーるさん

難しいっす・・・
音の扇は、保持の音にアルペジオがついてる場合(シューベルトの即興曲op.90-3とか)、保持音のアルペジオのそれぞれの音を線で結ぶと直線が沢山できて、それの形が扇みたくなるというので、そういう言い方をしてるようです。
保持の音と保持じゃない音を1つずつ聴く、それが斜め聴きみたいです。(保持音とアルペジオで聴くのではなく) ムズカシー

最近の傾向は肉体的に効率の良い演奏ですね。はたしてそれが本当にいいのか(素晴らしい演奏なのか)は解りませんが、体には良いのは間違いないですな。

効率の良い力の使い方・・・。難しいっす。
テクニックを磨く前に身に付けるものではないでしょうか。
最初の段階で正しい(?)打鍵を身に付けるべきものなのだと思うけど、残念ながら私の子供の頃はそういう意識が低かったので(おそらく多くのピアノ教室で)、間違った(?)音の出し方や間違った記号類の解釈で教わってきたと思うのです。それで今になって基礎の本を読んでしまうという・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

まぁ・・・ 一人で2時間も演奏するわけじゃないので、あまり拘らなくてもいいかなーと、甘い考えもあったり~σ(^_^;)
なるようにしかならーん。若くないし・・・(´・ω・`)ショボーン

投稿: うーさん | 2012年4月 8日 (日) 20時12分

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