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2012年4月

2012年4月23日 (月)

続テンポ村の正体

テンポのムラの事を考えながら練習しました。

私のテンポのムラは大抵、というかほとんどが速くなります。

弾きやすい訳ではないのに速くなる場合、弾きにくいからがんばっちゃって速くなるのだろうか・・・・  そういう場合もあるでしょう。
今回は、速く弾かないと雰囲気が出ないから(何を弾いているのか解りにくいから)。だと思いました。
その速度でなければ成り立ちにくいのであるなら、その速度でやりましょう。それしかない!

その部分の速度に合わせて、他の部分の速度を上げる事にしました。
くっ・・・ ゆっくりじゃ仕上げられない仕様になっているとは・・・

次に、1フレーズの中でテンポムラが起きる場合。
遅い速度でメトロノームに合わせると1フレーズの中でムラがある場合があります。速度を上げればムラがあるようには感じませんが、機械で計ればきっとムラがあるに違いない・・・
こういうのを、粒が揃わないといいますね。
弾きにくい場所で起きるようです。音の離れ加減が違う場所とか。
指の強さにバラつきがあるのも原因の一つかな。敏捷レベルが低いとか・・・

キャラ(私)のレベルを上げて敏捷と力を上げるしか無さそうです。
(ゲームじゃないですから!)

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2012年4月22日 (日)

テンポ村の正体?

先週の日曜(前の日記)からの1週間(略)、それでなんだか風邪っぽいです。

今日は楽譜を作りました。作ったと言っても、以前作った物に付け足して表紙を貼り直したのですが、作り直すより一から作った方が楽ですな・・・

120422_1

厚みが4mmほどになりました。ちょっと厚すぎたかな?

自分で作ると、奇数ページの曲の最初か最後を見開きにできるので、ページめくりが1回無くなり楽できます こんな感じ↓

120422_2

去年からの1年半でいくつかの本を読みましたが、
~はゆっくりな感じになる、~は急いだ感じになる。
みたいな事が書かれています。
~は音符だったり、拍子だったりします。

読むと、そりゃそうだ~と思います。当たり前じゃないかと思うのです。

私はよく速度にムラがでます。弾いていて認識している時はいいのですが、そうじゃない時があります。
認識している時は、弾きにくい、弾きやすい、所でムラがでています。(たぶん)
でも、認識していないのに「早くなった」「遅くなった」と注意される事があって、今もそうです。

最近の練習はメトロノームをよく使います。
で、かなりムラがある事に気が付きました。
早くしているつもりはないのに何故か早くなる。なんでかな~ヽ(。_゜)ノ
と思っていたある日、いくつかの事が頭の中で繋がったような気がしました。

ある曲で、ちゃんとした人の演奏を聴くと、ある場所に行くとすごくトロくさく感じ間延びしたように感じるのです。またある場所では早く感じ違和感を感じます。でも、すごくインテンポなようなのです。別の人の演奏を聴くとそんな風に感じないのですが、テンポにムラがあるような気がします。(自分で弾くとムラがあるので自信を持って言えない)

この状況と本の内容と自分の演奏が頭の中で繋がって・・・

きっと、自分で弾くと、トロくさく感じる所は速く、早く感じる所はややゆっくりにして、緩急の差を緩くしているようなのです。
テンポを正確にするより違和感を無くしたいと思っているのかも。
でも、その緩急の差の違和感が特色であり、クラシックの醍醐味と言われているのに・・・
これはもう、この音符などの効果による緩急の差に慣れるしかない!(←今さら何言ってんの?って感じ)
弾いていて遅く感じてイラっとしても心の中で「ゆっくりゆっくり」と念じるしかないですな。
(でもテンポに完全正確だとMIDIみたくなるような?)

そういえば録画するようになってつつ、弾いて丁度いい(気持ちいい)と思う速度だと聴くと遅いと感じる事に気が付きました。

運転している時と相乗りしている時では車のスピード感、プレーキ感が違います。
それと同じような事が起っているのかもしれません。

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2012年4月 8日 (日)

包帯を巻いたコロ

今日は久しぶりの休日だったので朝から4時頃まで買い物や美容室へ行ってきました。

昨日まで数日間毎日雪で、買い物中にショップで「昨日はまるでこれから冬になるような雪」と言ったら、ショップの人は「まるでクリスマス時期の雪」と言い、盛り上がっちゃいました。

 

犬のアレルギーが悪化しました。
ここ数年の状況から、融雪剤のせいじゃないかと思います。
3月下旬に雪が解けてきて撒いてある融雪剤が路面中に出てきたのに合わせてすごく悪化しました。

あんまり酷いので、せめて腕くらいはと、保護として包帯を巻いてみました。

↓証拠写真↓

120408

逃げる犬を追いかけながら(私がぐるぐる回ってるような感じ)、一人で巻いた割には上手くいったと思います。

包帯を巻いたら、いかにも病人ですな。歩く姿もびっこです。( ´艸`)プッ
包帯のせいで曲げにくいので、そうなっちゃうのでしょうね。

ところが、やつのかじり勝ち。お昼に巻いた包帯は、夜には真っ黒でものの数センチの幅に縮んでいました。かじってかじってズラしていったようです^^; せっかく(ようやく)巻いたのに半日で外すことになりました。

結局、翌日病院へ連れていき、注射2本。
さすが注射(+飲み薬)。最近は調子良さそうです。が、そろそろ注射効果が切れるかも。

 

あれ?何を書きたかったんだっけ・・・(こういう事じゃなかったはず)

ま、いっか・・・

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2012年4月 5日 (木)

横縦の次に斜めが来ました

先日、久しぶりにフイギュアスケートを見ました。以前はよく見ていたんだけど、ここ数年は全くと言っていいほど見ていませんでした。
見たのは男子シングルとエキシビション。両方、全部ではなく途中からですけど。

すごく軸がしっかりしていて安定があるので優勝と思ったら、メダルに届かないのを見て、そうそう、基礎がしっかりしているだけでも、表現が抜きんでているだけでもだめで、基礎と表現のバランス+天性なんだよなぁ~、と素人ながらに思いました。

楽器もそうなんだよなぁ。

その後、読みかけだった「若いピアニストへの手紙」(ジャン・ファシナ著、音友社)を読み終えたのですが、最後の方に似たような事が書いてありました。

良い演奏なら、技術面の要素が表現面の要素から切り離されることは決してありません。

テクニックの練習は必要だがテクニック練習に囚われてはいけない、というような事が書いてある(と解釈しました)中の一節です。

私にとってこの本はためになる事が多く、とても参考になります。
ちゃんと身に入るまで繰り返して読もみたいな。

ハノン、ツェルニー、ピシュナなど(自称「敏捷楽派」だそうです)の練習曲が

真の音楽的興味を示しておらず、まさに彼らこそが「硬直楽派」であることは明白だ

と書いてある前後の文から、やや否定的なように感じられ、おそらく、これらの本を使いだらだらとテクニック練習をすることに否定的なのかなと思いました。

曲を弾く上での難所を克服するために必要なエチュードを取り出して練習するのが、やっぱり良いのかな。
コルトー版なんか、まさにそういう感じだし。
でもそれをするには、各練習曲を解っていないと出来ない話ではないかと・・・

ちなみに、この本はテクニックを言葉で説明している本です。
なかなか言葉で説明しにくい事(言葉で教えてもらいにくい事)が言葉で説明されているので、なるほどと思う事が多々ありました。先生が「こういう感じ」とお手本を弾いてくれるのが言葉になってるという感じ。

以前、横と縦の話を読んだ事があるしナンネルの映画でも出てきました。
この本にも書いてありました。
今回は斜めも。。
斜め読みというか斜め聴きをすると「音の扇」が出来る(解る)のだそうです。
斜めもあったのか・・・

しかし、私が発想するZ軸の事は書いてありません。絶対Z軸は感情だと思うんだけどなぁ。(3D的発想)

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