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2012年2月

2012年2月28日 (火)

こだわらずにヘラー6番(op.47)

「こだわりすぎは良くない」ってことなので、ほどほどでいいじゃないか?sweat02

お正月から生音タブーでしたが、1週間ほど前から生音でも練習するようになりました。

そこで、録画を試みて早3日・・・ 消音の方が楽に弾けるのはなぜ・・・bearing

せめてもう少しスケールが綺麗に弾けたやつにしたかったのだけど、スケールが上手くいくとフォルテ和音のジャーンで音ミスしてコケるので、もういいや・・・

連続の下降アルペジオも、保持の次から力を抜いて弾きたいのに中間部なんてモロ力んでる上に音がなんか曖昧な感じが・・・ 手が大きかったら楽に弾けるんだろうな。

あと1週間練習すればもう少しマシになりそうだけど、その時は別の所が気になるんだろうし。
もしレッスンだったら、「また来週」と言われそうだ。そして顔に「え~」という文字が出て、「もう嫌ならいいけど」と言われるんだろうな。そして「やってきます」と折れるんだ。
いやいや、そもそもS先生はヘラーなんぞやらないだろう。

こだわらずに終わりにしよう。

ヘラー 25の練習曲(リズムと表現力のための) op.47 5番

 

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2012年2月27日 (月)

ナンネルの映画を見て

「諦めずに達成した自分を思い描くことも大切だけど、時には心に休息も必要です。こだわりすぎると大切なことを見失います。自分を追い込まないように。」 -- 2/25の占いより
こだわりすぎると大切なことを見失います」
∠( ̄0 ̄)ハイ! こだわりすぎたり、欲張ったらロクな事が無いということですね?耳が痛いデス。

先週、DVD「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」を見ました。

お話はナンネルの恋物語。sad
だらだら感が、エンターテイメントとしては面白さに欠けます(私的に)

描かれている事が真実かどうか、真実だけで作る事は映画として無理だろうから、付け足し部分もあるでしょう。

ナンネルは綺麗だと思います。が、王太子はキモ・・・ ヴォルフィー(モーツァルト)も可愛い子役とは・・・ 白塗り化粧とカツラのせいでしょうか?(キョンシーを思い出しました)
ナンネルの髪形かわいいhappy01

関係ないですが、この時代のドレスって雑巾を兼ねているんじゃないかと、いつも思います。ドレスを着て歩くだけで床掃除になります。 十二単もね?

モーツァルト一家の話なので、当然演奏場面も出てきます。

作曲はマリー=ジャンヌ・セレロ
ナンネルの曲は現存していないので「モーツァルト一家らしいバロック音楽を」ということで作曲されたようです。
どこか聴いたことのあるような、モーツァルト(ヴォルフィー)らしさが漂うけど違う感じ、な曲です。
だけど所々やっぱり今っぽいような気もします。

DVDにはオリジナルサウンドトラックCDもついていました。
いい感じで聴いていると途中で切れちゃう曲がsad
そこまでしか作曲してないのかしら?

DVDに入っている解説には、マリー=ジャンヌ・セレロはガブリエル・ヤレドに師事したと書いてあります。

フランスを中心に、映画音楽で活躍している方達でしょうか。

ま、どちらも知らない方ですが・・・

映画の中で気になった事

① 当時、女性はヴァイオリンを弾いてはいけない。(子供の時は弾いていた) また、作曲をしてはいけない。 という時代。

父レオポルトは、女性になるとヴァイオリンは「弾けなくなる」と言っていました。それなら、鍵盤楽器も弾けなくなるような気がします。ナンネルの疑問もなぜクラヴィーアは弾くのにヴァイオリンはだめなのかというものでした。当時の「慣習」が理由ですが、もしナンネルにも才能があったのなら勿体なかったですね。

慣習ということは、音楽=教会音楽というのがまだ根強く残っているなら、神様のことは、女性は汚れているから男性がするもの、という考えに基づくのでしょうか。神道ではそうだけど、キリストもそうだったのかな。宗教の事は特に知らんわ。

② フランス国王の前で演奏するため順番を待っている時に、ヴォルフィーと同じくらいの子供がクラヴィーアを演奏していました。それを見た父レオポルトは 「凡庸 機械的で魂がこもっていない」 と言いました。

気持ちのこもった演奏と言うように「気持ち」あるいは「感情」というのはよく聞きますが、「魂」の演奏とは、こりゃまた難しい・・・
「気持ち」や「感情」のこもった、なら大半の人が解ると思いますが、「魂」をこめた演奏も難しい(あまりいないと思われる)上にそれが解る人は限られてしまうのではないでしょうか。聴き手を選ぶというか。そのレベルを理解できる高みにいる人でなければ・・・
追記しますが、個人的に、感情的すぎる演奏は聴き難く好きではありません。

古い時代は教会音楽が主だったため(多かったため)、魂の演奏を捧げていたのでしょう。(えまーるさんの教会録画からもそう思いました)

バッハは音楽の基礎を確立し、モーツァルトは音楽を大衆化へ導き、ベートーヴェンはその両方を確固たるものとした。

バロック時代のクラヴィーア演奏を聴くと抑揚があまり無く平坦です。楽器の性能からも感情は表現しにくいため魂の演奏なのかな、と思いました。
楽器の発展と共に感情表現が豊かな曲が作曲されるようになったのは間違いないですよね?
私の勝手な憶測ですが。。

③ 父レオポルトが息子ヴォルフィーに作曲について教えているのですが、
父 「ラテン語の”点”、点対点、音対音、対位法だ。つまり複数の旋律を2つの次元で重ねる技法。主題のメロディーは水平方向の次元。ハーモニーは」
息子 「垂直に」
父 「それによって調和が生まれる」

という、やり取りがありました。

対位法とポリフォニーについてはいまいちよく解りません。

最近、モーツァルトのCD(ピアノ・ソナタBox)を売りました。いくつか持っていたのですが、気に入った1種類(一人)あれば良くて、他はいらないと判断したので。

最後に出品したある女性ピアニストのは、残した男性ピアニストのと演奏の方向性が似ていると思います。ですが、残した方が上手いと思うのです。何を持って上手い下手と言うのか、聴き手側の勝手な判断(好き嫌い等)ですが、このモーツァルト親子の会話で、もしかしたら・・・ と思いました。
残したCDの演奏の方が垂直が綺麗なんだと思います。売りに出した方を聴いた時の違和感は垂直が微妙な感じ(気に入っているCDと比べて)だったから、のような気がします。

そう思ったら、垂直の音、怖ぇぇ・・・
よく「和音(和声)の響き方を大切に」とは聞きますが、ほんのちょっとの差がけっこうな違いに・・・shock
1つ1つの垂直を大切に扱い満足できるほどになるには、1曲仕上げるまでいったいどのくらいの歳月が必要なのでしょう。

今回練習を再開した時の初心を忘れないようにしたいと思います。
満足の行くように弾きたい、とりあえず10曲、ですが、死ぬまでに10曲出来ないかもしれません。 もしかすると1曲さえ無理かもshock

あ、この水平と垂直に斜めが加わるとロマン派以降の曲になるのではないでしょうか。3Dというか? バロック時代の音楽は2次元だとは言いません。2.5次元くらい?
あくまで私個人の勝手な思想です。

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2012年2月23日 (木)

練習日記 2012年2月

練習メニュー

  • クラーマー=ビューロー60  7番
  • ヘラー リズムと表現  6,7番
  • ツェルニー 小さい手24  全般の辺り
  • バッハ インヴェンション  9番
    今月から復活
  • ドビュッシー、パスピエ
    通し練習中。
    ゆっくり練習の時に怪しい部分が、やっぱり危険地帯。
    逆に、テンポを上げたら勢いで弾けるところもある。
    抜粋練習が必要だす。

毎日全部弾いてる訳ではありません。

どうしても、多くの曲は右手の方が動きが多いというか、左手の仕事が少な目というか。
左手は利き手じゃないし、右手に比べ練習が少ないので動きが悪い。
左右均等な練習って、やっぱりインヴェンションが一番かな(;ω;)
と思ってインヴェンション復活しました。

そろそろ練習復活して約1年半。
録画を見直してみると、最初のアンナの録画とバッハ関連の本を読んだあとの録画では、あきらかに弾き方に変化がある、と思いました。
少しは進歩したかなぁ。

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2012年2月 6日 (月)

「愛」

知らない言葉は山ほどあるけど、知ってる言葉でもよく解らないものがあります。

「愛」って何だろうね。

今回読み終わった本「ザ・パワー」には「愛」が死ぬほど出てきます。
「引き寄せの法則」の本ですが、引き寄せるには「愛」が必要なのだそうです。

読めば「愛」が何となく解ってきます。
とても普遍的な物であって、好きとか嫌いとかのレベルでは無いのです。

ちょっと長くなるけど、この本の中間よりやや前に書かれていて、メモっておきたい言葉を書いておきます。

  • 「疑う事は裏切り者であり、本来勝てる所を敗れさせる。」 ウィリアム・シェークスピア
  • 「あなたの感情が、あなたの神様なのです。」 チャーナキヤ
  • 「運命は偶然ではなく、あなたの選択です。」 ウィリアム・ジェニングス・ブライアン
  • 「賢者は実世界が幻想にすぎないと気付いているので、それが本物であるかのように行動することはできない。だから苦悩から自由でいられる。」 ゴータマ・仏陀
  • 「あなたが見ている世界はあなたの想像と信念からできたもの。」 本文
  • 「目にしたり触ったりできる世界を信じるのでは、信念があるとは言えません。目に見えない世界を信じることこそが、勝利であり、祝福なのです。」 エイブラハム・リンカーン
  • 「あなたが意識の運転手なのです。責任を持ち、絶えずどこに自分は行きたいかを支持を出して、意識を支配してください。」 本文

(べつに、有名人の言葉を羅列している本ではありません。少々多いだけです)

読んで思ったこと

運気アップの方法はいろいろあるけど、共通なのは自分の気持ちを良くさせること。
自分の気持ちをマイナスからプラスへ転向させるための方法が運気アップの方法になるのだ。
運気アップや夢を実現させるのも、基本は自分の気持ちの方向なのだ、ということ。
その方向に向くために必要なもの、それが「愛」。

もしこの本を読んで否定的に思うとしたら、それは自分が幸せの方向を見ていない、望んでいないということになるのではないだろうか。

自分の運は自分で決めている、というのは、この本に限らず、既に承知の通り。
引き寄せの法則に従うのは簡単と書いてあるけど、難しい~。
気持ちのコントロールって難しいと思うよ。
いや、でも、そこをなんとかするかしないか、って事なんで。
きっとこの本を読む事になったのも、「引き寄せの法則」で、「運」で、だからね(*'-^)-☆

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2012年2月 4日 (土)

ビューローさんの言う事にゃ

今でこそ輸入楽譜は手に入りやすいけど、昔はやっぱり国内版。全音楽譜を使っていましたが、最初に本の解説や曲ごとの解説が書いてあります。(無いのもある)
それらは先生が読むものと思っていたし、子供の頃はそんなの読んでもよく解らないし、読みませんでした。
大人レッスンの時は必要に応じて抜粋読み(曲の解説)だけ。

クラーマー = ビューローは全音版が出ており、用意する時に助かりました。でも当時は解説を読みませんでした。

この度、初めて解説を読みました。(^∀^;)ゞテヘヘ

なんか・・・ 訳が解りにくい日本語です。(独語もあるけど)
それが細かい字で3ページも!(各曲解説を抜かして)
うがっ∑(゚∇゚|||)

後半は特に内容が濃くないと思うのですが、前半をまとめているうちにどうでもよくなったのかもしれませんね・・・σ(^_^;)

前半部分を抜粋まとめしておくことにしました。

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クラ=ビュ60 「序」より (ハンス・フォン・ビューロー記述)

クレメンティの「グラドゥス・アド・パルナスム」の前に練習すると非常に有効である。
なるほど~。それでこの本の次にグラドゥスをやったのですね。グラドゥスをやるためにこの本をやったというか。クラーマー・ビューロー60→グラドゥス・アド・パルナスムで一つの流れと考えて良さそうです。

良い点として
クラーマーの練習曲集をじっくり考えた末に組織だって使用すると、
・結果として良い意味における名人芸の鍛錬のためにしっかりとしたある基礎を手に入れるという利益を得るに違いない
・演奏者が技術的にも精神的にも、すでにかなり発達させられた、成熟の段階に達するという利益さえ得るに違いない

悪い点として
めったに余すところなく利用されているとは言えない。
多かれ少なかれ、融通の利かない状態で、「ひととおり練習すること」で満足するか、本当に大急ぎで片付けられるかである。 耳がイタイデス
最後84曲目までたどり着いた奏者に1曲目を弾かせると、あまり肯定的でない結果が現れる。 気をつけねば…

ビューロー版は、クラーマーの練習曲集を研究してしばしば起こる実際的な原因を取り除くことを目標としたもの。
・組織的な順序に従わせる。
・必要のない曲を捨てる。

元は84曲→イギリス版で100曲→ビューロー版で60曲 らしい。
60曲でも多いと思っていたのに100曲もあったら大泣きです。

ビューローが実際に教えてみて有効だと思った学習の補助手段(初心者から名手まで)が掲載されている。↓

  1. a. アイロス・シュミットの練習曲 op.16
    b. シュテファン・ヘラー op.45
  2. a. J.B.クラーマー 練習曲
    b. St.ヘラー op.44, op.47
    c. ツェルニー 「毎日の練習曲」「レガートとスタッカートの教則本」
  3. a. クレメンティ グラドゥス・アド・パルナスム
    b. モシュレス op.70
  4. a. ヘンゼルト op.2, op.5
    b. ハーバービーァ 練習=詩曲集(St.ヘラー作品のつづき)
    c. モシュレスの選抜諸曲 op.75
  5. ショパン op.10, op.25
  6. リスト 「6つのパガニーニ練習曲」「3つの演奏会用練習曲」「12の超絶技巧大練習曲」
  7. a. ルービンシティン 練習曲と前奏曲選集
    b. V.C.アルカン 12の大練習曲選集

ヘラーが載ってる!でも先にop.45でしたか・・・^^;(今op.47) ツェルニー先生の「毎日の練習曲」はこの前買ったばかりです。これを見たら3止まり(しかもa)。ショパン・・・まで長いのぉ・・・。てか、4の本はどれも知らないし持ってないけど・・・。そもそも、死ぬまでにモシュレスop.70を終われるのだろうか・・・

メトロノームの速度は原本通り正確に写し取られた、が、練習曲として楽曲としてふさわしく思えないため、割り引いて考えてよい。 速度無視です

バッハのいろいろなピアノ作品を完全に美しく弾くといことは (略)、 例えば、ベートーヴェンの最後のいろいろなソナタを「とぎれとぎれにどもる」ことなく弾くことのできるピアニストたちにだけ望みをかけることができる課題である。
自分とは性質の違うバッハの諸作品を自分と同じものにしてしまおうとするいろいろな試みが、どのような結果になるか、どのように恐ろしいかということは、これらの試みの有名なツェルニー版を見れば、そのおそろしさが一番よくわかるのである。
真にバッハを理解するためには、無批判に使用することに対して厳しく戒めなければならない。
つまり、性質の違う物を同じように扱ってはならないってことでしょうか。

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日本語、ムズカシー
戸○奈津子さんのような翻訳だったらいいのになぁ・・・

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