ベニスのゴンドラを考える
今日はまったりとしたお正月。
午前からはりきって練習です。
トータルで3時間以上練習しました。たぶん・・・。
「ベニスのゴンドラの舟歌(Venetianisches Gondellied)」の左手、考えがまとまりつつあるので日記に起こしてみます。
左手でベニスのゴンドラの雰囲気を出すのだけど、そこが難しい(私には)
ブルグミュラーにも舟歌があると教えて頂いたので(覚えていませんでした)、弾いてみました。
↑こちらはBarcarolleというタイトルではないものの、楽譜通りに弾けば自然と揺れます。
↑こちらも楽譜通りに弾けは自然と揺れます。
どちらも 6/8拍子で、タンタタンタ・タンタタンタ・(続く) というリズムが共通です。
無言歌のOp.30-6は、同じく6/8拍子。
タイトルが「Barcarolle」(舟歌)ではなく「Venetianisches Gondellied」なので、ゴンドラそのものの意味合いが強いのかもしれませんね。
そこが先生にしつこく「ベネチアのゴンドラの揺れよ!」と言われた所以なのでしょうね(;´д`)トホホ…
舟歌の6/8は2拍子で、1拍目が強拍、4拍目がやや強拍、残り弱拍です。(◎・・○・・)
この曲は上図のような3拍目と5拍目が重音のパターンが多く、重音にしているということは、ここはやや大きめの音になります。わざと。
最後の所は
右手がブルグと同じ揺れのリズムになっています。
6/8の舟歌では、このパターンが基本の揺れなのでしょうね。
その基本の揺れに+重音でベネチアのゴンドラの揺れなのでしょう。
何度かこれとは違う、印象的な左手が来るけど、そこは曲がり角か対向ゴンドラからの波とか、そういうものなのかな、と想像します。
直線的に弾かず、強拍の1拍目を若干長めにとろうと思います。
4拍目~6拍目は弾き込みながらもう少し考えてみます。
舟歌で他に私が持ってる楽譜は、
・ショパン「Barcarolle」12/8 左手で波を表現
・ラフマニノフ「Barcarolle」3/4 右手が伴奏
・チャイコフスキー「Barcarolle」4/4 4拍子の舟歌!
こんな所でしょうか。
各曲独特すぎで、今回の参考にはなりません。
こられの楽譜を見ても、やっぱりベネチアのゴンドラの曲なんだな、と思ったり。
ショパンはゴンドラどころか船に乗った事が無いと聞いたことがあるし・・・
【追記】 2014/03/06-----
Barcarolleは「舟歌」と言うけれど、ベネチアン・ゴンドラの事を指すようです。
---------------------
それにしても、先生・・・、視聴できるものは視聴したし動画もいくつか見てみたけど、直線的な演奏や左手が普通の伴奏が多いっす。何度もダメ出しされ挙句の果て無言歌の舟歌は無理ねって・・・ トラウマになってますー
| 固定リンク
「02-1.(P)練習日記」カテゴリの記事
- 練習再開?(2015.10.28)
- 練習日記 2015年5月(2015.05.31)
- 曲選びの過程(2015.05.09)
- 楽譜に細工して暗譜モード突入(2015.04.07)
- 練習日記 2015年3月(2015.03.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント