論理的思考
今読んでいる本は、数年前に買ったけど後伸ばしになって未読だった本です。
整理している時に「今まで読まなかった本はこれからも読まないから捨てる」という「ときめき片付け」のルールを無視して残しました。他にも残した本が数冊あります。
どれも実用書(ビジネス書)です。
最近とんと小説を読まなくなりました。
話題の小説を読んでみる事はあるけど(東○○吾とか)、物足りない。
ディナーの後もきっとそうなんだろうと読まずにドラマで見たけど、登場人物の設定は好きな感じなのにストーリーや進行テンポなど好みではない。おまけにお嬢様がお嬢様らしかぬ・・・。
いぁいぁ、そんな話ではなく、今読んでいる本の話。
「考える技術」 大前研一著
講談社(2004年11月4日第1刷、12月14日第4刷)
7年前の本らしいけど、買ったのもその位なのかな~?覚えてないやw
約1ヶ月で4刷ってすごいね。部数はわからないけど・・・。
当時の私に必要な本だと思って買った本。読んでみるとやっぱり必要だったと思う。でも今も役に立つ。けど、・・・実践は難しいと思っています。
捨てずに読んでよかった。
今は半分位の所を読んでいるのだけど、序盤で考えさせられたというか、どーんと入ってきたので(衝撃を受けたのか?)、メモしておくことにしました。
以下引用です。
日本企業では往々にして過去の成功体験や経験則に基づく「思い込み」がビジネスを支配している。その結果、新しい経済への転換に気づくことも対応することもでぎず、
(略)
頭というのは使えば使うほど磨かれるものである。使いすぎてダメになる人間はいないのだから、使えるだけ使った方がいい。
ところが日本人のほとんどは頭を使わないし、論理的思考というものをまったく身につけていない。
(略)
対価のないものに対しては努力しようとしない悪癖がついてしまっているのだ。
(略)
ほとんどの日本人は考えるというトレーニングをまったく受けたことがないのである。
このことは、日本人が21世紀の新しい経済の中でビジネスを展開するときに、非常に大きなハンディキャップになっている。新しい経済は、ニュートン力学のように方程式に当てはめれば簡単に答えの出る世界ではない。
(略)
日ごろから思考力を鍛錬し、論理的思考という武器を手にする必要があるのだ。私たちは仕事の中で、あるいは社会生活の中で、ありとあらゆる問題に直面する。その問題を解決するために、(略) まず最初に「どうすれば問題が解決できるか」を考えるはずだ。しかしほとんどの人は、問題解決のために何をどう考えればいいのか、その方法を知らないように見える。問題解決のための思考回路ができていないからだ。
実際にはろくに考えもせず、たんなる「思いつき」でしかないことを解決策と称している場合も多い。
(略)
真の意味での解決策を導き出す思考回路を持たなければならない。データを分析して出てくるものは仮説にすぎないのだが、日本のほとんどの経営者やビジネスマンは、その仮説を結論だと思い込んでしまう。(略)本当の結論に至るまでの論理的思考を怠ってしまうのだ。
(略)
重要なのは、「仮説」ではなく「結論」を導き出すことである。
(略)
現象はあくまで現象にすぎず、原因ではない。
(略)
まず原因を明確にするための思考回路を働かせなければならない。
ほんの1/10程の所からの抜粋だけど、かなり痛い内容である。
本書を読むと政界も財界もばっさり切っているけど、論理的に書いてあるので素直に納得できる。
論理的思考は女性より男性が得意とする所。
特に私は思いつき人間で感覚派なので不得意な分野です。
よく、考えだすとループするというかスパイラルに陥るようになるのだけど、論理的思考能力に欠けてるからなのね。
組み立てと破壊を何度も繰り返さないと答えを出せない。
時間がかかり効率が悪いけど、破壊して組み立て直さないと別の道が見えてこない。
この本にあるように訓練すれば少しマシになるかもしれないけれど、本来なら子供のうちから訓練すべきだと思う。今からやったら時間かかりそー。
論理的思考能力の学習を義務教育に取り入れていたら(本のような練習ではなく子供向けで)、今の日本は違っていただろうか。
多少の事では大きな流れは変わらないだろうけど。
| 固定リンク
「08-3.本」カテゴリの記事
- 最近の読書(2017.01.28)
- もう忘れないぞ!(きっと忘れる)(2016.10.21)
- 読書まとめ(3月まで)(2015.04.06)
- 7つの習慣を読んだ(2015.01.27)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント
(〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.
私ったら、普段なにも考えないで生活してる・・・
でもきっと、今の私に必要なのは、切り離しとか、流れに身を任せるという方なのかもしれない。
執着しない、コントロールしようとしない。
なるようにしかならないのだから。
でもだからといって、考えるのを放棄するのとは違う気もするけど。
考えて、これだ(・∀・)!と思ってしまうと、その通りにしたくなってしまうので、今は流れを読む訓練中なのです。
投稿: えまーる | 2011年11月10日 (木) 22時39分
☆えまーるさん
この本の「考える」は主に問題解決のための思考能力なので、自分がしたい事や目標とはちょっと違うかも。
普段の生活の中でも同じ方法で結論を出せるとあるけど、全てではないと思う。
一言で言うと科学的アプローチの方法です。
文学的アプローチ(?)だと問題提起は出来ても解決は出来ないらしいです。
理詰めで考えるってあたり、和声で考えるっていうのと似てるなと思いました。
最近和声そっちのけ・・・うへへへ・・・(;´Д`A ```
ああ、ちなみに問題解決というのは、改善点とか目標とかがあって、それをするための問題点を上げていき 云々・・・ てやっていくと、最善な方法が見つかるのだそうです。
投稿: うーさん | 2011年11月12日 (土) 12時51分