インヴェンション
バッハきら~い暦○十年、その思いはなかなか頑固である。
なぜ嫌いかって、インヴェンションのせいである。
理屈をつける事は可能である。
その1 右手と左手、両方とも忙しいんだよ。
(忙しい曲はバッハじゃなくてもいろいろあります。
その2 だらだらと続くんだよ。
(言葉通りです
その3 速度表示の音符がまちまちなんだよ。
(本気でなぜ統一しないのか悩みました。
その4 つまんないんだよ
(たぶん、これが一番の理由かと思われます。
ま、中学生の私が思ったことです。
ツェルニーの方が数十倍も楽しく思えました。
大人になりレッスンを再開してしばらくすると、こう思いました。
ショパンを弾くにはシューマンを練習した方がよさそうな気がする。
シューマンを弾くにはインヴェンションを練習した方がよさそうな気がする。
幻想小曲集レッスン中に先生に「インヴェンションをやった方がいいでよすね。」と聞くと、「あらあんなのやりたいの?」「好きならいいけど」・・・、 「いえ、嫌いですが…」、 「楽しくないからやらなくてもいいわよ」
Σ( ̄ロ ̄lll)
インヴェンションをやるような時期は過ぎているのだから、今更やりたくもない楽しいとも思わないそれするなら他のやって腕を鍛えろって感じでしょうか。
でもシューマンをするなら三声で鍛えておくといいような気がするんです。
そして今回、練習再開をして、やっぱり今もそう思うのです。
嫌いだと思っているのだから、別の本でやってみた方がいいかも。
と、買ったのはベーレンライターのライセンス版。(ネットで調べたらこれが一番良さそうだったので)
全音の本は本棚へ。
しかし、購入直後、別の本を見つけ買いました。春の事でした。
「バッハ インヴェンション 分析と演奏の手引き」(㈱ショパン)
中身はこんなの↓ (クリックで拡大)
すごい丁寧でしょ。初心者向けなんです。
速度も初心者用にゆっくりめなんです。
嗚呼 私向き・・・(遠い目)
全音とアーティキュレーションが違うけど、こっちでいいです。
1曲ずつ解説が載ってます。 (クリックで拡大)
詳しいです。
完全理解は無理ですが、一応読みました。
尚、2声と3声は1冊になっておらず別々です。
ちなみに、速度表示の音符はやっぱりまちまちですが、バッハ関連の本を読んでいると、なんとなく統一できない理由みたいのが見えてきたので気にならなくなりました。
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コメント
おおー(;゜0゜)
ブゾーニ版より指示が細かそうですね。
まるで先生にレッスンをして貰うみたいですね。
私も最近楽譜を買いました。
合計で6冊です。
そのうち、ショパンエチュードはコルトー版で、曲ごとに練習方法のアドバイスがあって、まるでレッスンのようです。
上手く活用して効率良い練習方法を身につけるのが狙い。
頑張るわー(`_´)ゞ
投稿: えまーる | 2011年6月 6日 (月) 23時12分
☆えまーるさん
プゾーニ版も細かいのですか。
高校生の時、英語の授業で当てられた時のためにアンチョコを持っていましたが(持ってない人はほぼいませんでした)、久しぶりにアンチョコを見た気分です。
転調が書かれているし、ヘミオラとか(バッハの本に書いてあったが何だったか忘れた)、掛留(初耳な言葉)だの載ってます。
レッスンしてない身にはありがたい本です。
6冊もご購入とは・・・ 輸入版は高いですね(T_T)
私もお正月頃にまとめ買いしましたけどねw
ベートーヴェンのソナタ集、2種類買いました(←計4冊)
ヘンレ版とアラウ版(ペータース)です。
ショパンのノクターンとバラードのコルトー版も。
えまーるさんの言うように練習方法が載ってます。
それでなんとなくコルトーのピアノメトードを買ったのですが、私には使いこなせない練習本でした(;´Д`A ```
ショパンのコルトー版は実際に見て弾くのはやりにくそうです。
1ページに載ってる小節数が少ない(゚ー゚;A
今回はショパンワルツのエキエル版と吉松隆さんの本数冊を買いました。
ワルツは今日届いたけど、吉松さんのがまだ。
楽しみです♪
ネットで買うのいいんだけど、送料が心配でついまとめ買いしちゃうのです。
投稿: うーさん | 2011年6月 7日 (火) 20時23分