トルコ行進曲
面白いことに、いろいろとダブるもんだな~、と思う。
この日記を下書きし始めた頃に弾いていた曲と、今朝(23日の朝)録画して見た「名曲探偵アマデウス」で取り上げた曲と、この日記で書いていた曲が同じ曲なのだ。
そして、大人になってからのレッスンで、S先生の所で最初にやった課題曲でもある。
今朝、昨日録画した「名曲探偵アマデウス」という番組を見たらこのピアノ・ソナタK.331(トルコ行進曲付き)が取り上げられていた。
第2楽章はノータッチな内容だったが、なかなか面白かった。
参考になった点は以下の内容。
- 部分的で短かったが、作曲した時代の楽器での演奏があった。木板で共鳴が少ないため響き方が違う。特に音の保持の長さが違うので弾き方に注意が必要なようだ。
- 原版での演奏だった。(第3楽章の出だし部分が前打音になっている)
- 当時のトルコ軍の行進を再現したもの、曲を演奏しながらの行進も少しだが映った。なるほど~。こんな曲だったのか。
この3つから、第3楽章のトルコ風という意味がよく解る。
実は今まで「トルコ風」ってどんなじゃ?と思っていた
- 第3楽章がオーケストレーションになっている、ということで、ピッコロ・打楽器(シンバルと太鼓)・ヴァイオリン・フルートでそれぞれの箇所をそれぞれ実際に演奏した。
できれば、全楽器合わせて演奏したものを聴いてみたかった。
聴くと、なるほど~~、そんな雰囲気になるのね。
次に弾く時の参考になるから、この録画は残しておこう。
脱「フガフガ」!! (←昔、母にバカにされた。「フガフガ聞こえる」と言って。)
トルコ行進曲のように、「A国」の作曲者が「B国」の外国人を見て感じて作曲した曲を「C国」の人が演奏する場合、「また聞き」ならぬ「また感じ方」で、伝言ゲームの如く変になって行きそうな感じがしていたので、トルコ軍行進の再現を見れたのは儲けた気がした。
トルコ軍の行進曲(風の曲)は、ふしぎ発見とかでもかかってた気がするけど、あれがトルコ軍の曲だって知らなかったので、一つおりこうさんになったかも?
この前はモスクワの鐘の音をネットで聴いたし、IT&情報化社会ってすごいね~~
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コメント
私もこのソナタを弾いたのは高校生の時です。
今は指が動かないだろうなぁ。
高校生の時、寮に住んでいて、上の部屋の子がこの曲を弾いていたんですよ。
毎日練習を聞いていたら、弾きたくなって。笑
全楽章弾けたのはこの曲くらいかも、、、
でも、高校受験の時はソナチネもおぼつかなかったから
一番伸びたのもこの時期だけど、後は急降下。笑
投稿: Largo | 2010年11月25日 (木) 12時32分
Largoさん いらっしゃいませ^^
(九尾さんとえまーるさんに解るかな…)
この曲は高校生でも楽しく聴ける曲ですね~
ん?寮ってことは音楽の高校に通っていたのですか?
伸びたり落ちたりしながら進歩していくものです。(と思っている)
右上がり折れ線グラフ的な。
私のピアノはそんな感じなのだけど、歌はそんな感じと違う?
投稿: うーさん | 2010年11月25日 (木) 19時08分
そうなんです。音楽高校の寮にいたのです。
ピアノとは圧倒的に練習時間が違いますよね。
ピアノ弾きの練習量、ほんと尊敬します。
歌はらせん状に進歩するって聞いたことあります。
楽器が身体に内蔵されてるから(笑)しかも見えないし
でも伸びたり落ちたりくるくるしながら進歩していくって
音楽だけじゃなくて人生って感じですよね。
投稿: Largo | 2010年11月26日 (金) 13時13分
「らせん状に進歩」
なんだか綺麗な進歩でいいなぁ。
人生も何でも一筋縄じゃ行かないですね><;
体が楽器だと、どこでもいつでも自由に持ち運べて一番いいじゃないですか^^
メンテナンスにはすごく気を使いそうだけど。
投稿: うーさん | 2010年11月26日 (金) 18時55分