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2010年11月

2010年11月29日 (月)

モーツァルトの効果

この前、映画の帰りに玉○堂に寄ってふらふら。

カイ君(お父さん犬)が表紙にどーんとあるCDを発見!
中身はっと・・・ モンタ家とキャピ家(←略)などCMで使われているクラシックの曲でした。
なんと、お父さん犬のシール付き!
気持ちグラッ・・・。
かわいいしCMは面白いけどCMの趣旨が嫌いなのでスルー。

目をちろりんと泳がせて見ると、ドライアイ・ドライマウスの音楽療法のCDがありました。

乾燥の季節、喉が渇きます。目も疲れています。

これってどうなの?と思いつつ買ってみました。
中身はモーツァルトの曲が7つ。
音楽療法用に録音したと書かれています。

なぜモーツァルトなのかというと、
モーツァルトの曲には4000Hz以上の高周波数が豊富に含まれていて、これが脳への神経系を刺激し免疫力を高めるリンパ球を活性化させる効果があるから、
ということらしいです。

1回聴いてみました。
途中で寝ちゃいました。(ォィ
効果のほどは解りません。
まぁ、1回くらいじゃね・・・^^;

同時に買ったのがモーツァルトのオルゴールセレクション。2CD。
オルゴールの音でって書いてあったのでちょいと欲しくなったのです。
聴きながら、なんか・・・パソコンで作れるじゃん?(ソフトがあれば)

今月はCDを買うつもりは無かったのに。

 

 

話は変わりますが、

佐渡さんが語るバーンスタインの番組を録画したものを見終わりました。

ためになりました。
どこがと聞かれると困ります。
でも、そうですね・・・ 例えば、日本人だけが特別に持っている「能」に通じるとかなんとか・・・。すいません、記憶があやふやでした。

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2010年11月24日 (水)

トルコ行進曲

面白いことに、いろいろとダブるもんだな~、と思う。
この日記を下書きし始めた頃に弾いていた曲と、今朝(23日の朝)録画して見た「名曲探偵アマデウス」で取り上げた曲と、この日記で書いていた曲が同じ曲なのだ。
そして、大人になってからのレッスンで、S先生の所で最初にやった課題曲でもある。

今朝、昨日録画した「名曲探偵アマデウス」という番組を見たらこのピアノ・ソナタK.331(トルコ行進曲付き)が取り上げられていた。
第2楽章はノータッチな内容だったが、なかなか面白かった。
参考になった点は以下の内容。

  • 部分的で短かったが、作曲した時代の楽器での演奏があった。木板で共鳴が少ないため響き方が違う。特に音の保持の長さが違うので弾き方に注意が必要なようだ。
  • 原版での演奏だった。(第3楽章の出だし部分が前打音になっている)
  • 当時のトルコ軍の行進を再現したもの、曲を演奏しながらの行進も少しだが映った。なるほど~。こんな曲だったのか。

この3つから、第3楽章のトルコ風という意味がよく解る。
実は今まで「トルコ風」ってどんなじゃ?と思っていた

  • 第3楽章がオーケストレーションになっている、ということで、ピッコロ・打楽器(シンバルと太鼓)・ヴァイオリン・フルートでそれぞれの箇所をそれぞれ実際に演奏した。
    できれば、全楽器合わせて演奏したものを聴いてみたかった。
    聴くと、なるほど~~、そんな雰囲気になるのね。

次に弾く時の参考になるから、この録画は残しておこう。
脱「フガフガ」!! (←昔、母にバカにされた。「フガフガ聞こえる」と言って。)

 

トルコ行進曲のように、「A国」の作曲者が「B国」の外国人を見て感じて作曲した曲を「C国」の人が演奏する場合、「また聞き」ならぬ「また感じ方」で、伝言ゲームの如く変になって行きそうな感じがしていたので、トルコ軍行進の再現を見れたのは儲けた気がした。
トルコ軍の行進曲(風の曲)は、ふしぎ発見とかでもかかってた気がするけど、あれがトルコ軍の曲だって知らなかったので、一つおりこうさんになったかも?

この前はモスクワの鐘の音をネットで聴いたし、IT&情報化社会ってすごいね~~

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2010年11月20日 (土)

ソナタアルバムの7番について

全音のピアノ・ソナタアルバム1の7番はモーツァルトの曲で
楽譜には K.No547a(Anh.135) と書いてある。

 

疑問
 1)K.の後の[No]の文字は無視するとして、[Anh.]ってなんじゃ?
 2)持っているピアノ・ソナタ全集CDにはK.547aなんて無いぞ?

 

Anh.の記号は怪しい作品に付けるものらしい。(と私は解釈した)
紛失したり断片しか無いもの、本人作品かどうか疑わしいものなど。
今まで知らなかった・・・

この7番も偽作となっている。
他人様が作曲したという訳ではなく、複数の曲の組み合わせらしいのだがモーツァルトが組み合わせしたか怪しいという事なんだろう。

調べてみると
第1楽章:ヴァイオリン・ソナタ K.547の第2楽章を編曲
第2楽章:ピアノ・ソナタ K.545の第3楽章を移調(多少編曲)
第3楽章:ヴァイオリン・ソナタ K.547の第3楽章を編曲
のようだ。

だがしかし、ここで問題発生。
私の楽譜には第3楽章が無い! 楽譜が古いから?

ケッヘル番号は第6版まであるらしい。
初版はもちろんケッヘルさんが付けた番号。
3つの楽章を1つのソナタとしたのは第3版アインシュタイン版のようだ。
第6版になるまで紆余曲折したようで、第1楽章・第2楽章と第3楽章を別物と扱ったり一緒にしたりというぐだぐだ状況・・・そして最終的に現在は偽作となってるらしい・・・
現在第3楽章はK.547bで別物扱いのようだ。
なので持ってる楽譜は2楽章までなのだろう。

偽作扱いなのでソナタ全集CDには入っていないということなんだろう。
でも、同じく全音から出ているモーツァルト・ソナタアルバムの楽譜には入っている。(K.547bは入っていない。ソナタ形式じゃないから?)

やっぱ、来年は楽譜を買いなおそうかと思う気持ちが強くなった。
学生の頃は日本の出版物しか買ってなかったので。(ネットなんて無かったし)

 

Wiki以外で参考にしたサイト: Mozart con grazia

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リサイタルに行ってきた

今日はブーニンのリサイタルに行ってきました。
クラシックコンサートに行く酔狂な友達がいないのでお一人様です。

ピアノリサイタルなんて、習っている時に行ったきり。
コンサート自体、あまり行ったことないので、キタラも久しぶり。3年は来てなかったと思う。最後に来たのは、招待券(?、貰い物のチケット)で何か聴いた・・・途中で寝てしまった事しか覚えていない・・・

間に合わないかと思ったけど、ホームに行ったらもう地下鉄が来てたし乗り換えもスムーズですぐに地下鉄が来たので、駅到着は開演15分前!そこから歩いて7分前後。トイレにも行ける余裕だ。よかった^^v

奥尻の津波(調べたら、もう17年も前ですって!)の後、ブーニンが慰問でピアノ持参で演奏会を開きそのままピアノを寄贈したというのをTVで見たことがあります。(調べたら津波の2年後のようだ)
そのTVを見たときに「なんていい人なんだ~」(←単純)「コンサートがあったら必ず行こう」と思ってて、ようやくその機会になりました。って何年経ってるんだorz

・・・・・  正直に言うと、この時の考えは忘れてました

先月、何気にキタラのコンサート一覧を見ていたらあったので、少々悩んでチケット購入したのです。
ただ、遅かったので、残っていたのがS席とA席。(BとCは売り切れ)
ここは腹かっさばいてS席!! 電話で頼んだら2階席になりました
でもまぁ、手の見える席を取れたから良しとしておこ・・・

前半はポロネーズ3曲。
20分の休憩中にコーヒーを飲みました。子供の横を通り過ぎたらココアの匂いが!ココアがあったならココアにすればよかったorz (落ち着いてメニューを見ましょう)
後半はノクターン1曲とソナタ1曲。
曲数が少ないです。
ソナタは長いですからね。
でも終わったら20時半位。
アンコールに2曲位期待しましたが、1曲でした。
でも、ワルツの7番だったのでラッキー。
今日の曲の中で唯一自分で弾いた事のある曲です。(発表会で大拍手を貰った曲)
弾いた事のある曲の方が細かい所まで聴いてしまいます。
この曲の場合、右手の独特なリズムをどう弾くのかが、私的ポイントでした。
文字だけだと書くのが難しいので書きません。

リサイタルに行った時、和装の人がいました。
明るい黄緑の着物に「おっ@@」となった時に振り向かれて、髪にかけたスプレーの明るいブルーに目を奪われ、「凝視しちゃいかん」と思っているうちに、着物を見れなかったorz
小紋じゃなかったし、紋無しの訪問着かな。母に言うと、母は附下じゃないかと言いました。
明るい黄緑の着物に明るいブルーの髪色コーディネイトってどうなの?最近の奥様方の着物コーディネイトの流行なのかしら?

コンサートの帰りはいつも興醒めです。
駅はすすきのの隣。こっちの駅の方が近いお店もあるからホームには酔っ払いがいます。酔っ払いがいなくても、大勢の人の中で地下鉄を待っているというだけで、なんとなく興醒めです。
9時45分頃に帰宅。(早っっ
兄に押し付けた頼んだ犬の散歩も終わってました。
ハリポタをやっていたので見ました。

ぁぁ・・・演奏の感想を書いてませんね。
1曲目のポロネーズ3番「軍隊」は、ややゆっくりめ。1音1音を大切に丁寧に弾いているような印象でした。
2曲目のポロネーズ4番で、終わる前に拍手した人がいて、そっちの印象が強かった。
3曲目の華麗なる大ポロネーズは、伴奏とメロディの音質の差がはっきりしていたのが印象深かったです。
5曲目のソナタで第1楽章と第2楽章の間をちょっと長めにとって気持ちの切り替えをしている様子。第1楽章が終わって拍手した人がいたせいかも? 葬送ソナタといえば、やっぱり第3楽章が有名で印象的。ニュアンスの無い文字だと説明しにくいのでやめよう。

全体的に、大切なんだなという印象。音楽か音か弾く行為がかは解らないけど「大切」な印象を受けました。
音はまろやか、優しそうな人柄が伺えます。

S席なんだから1階がよかったな・・・ 救いは隣の席に誰もいなかったこと。

でもさ、前から思ってるのだけど、コンサート(リサイタル)を平日にするってどうなの?
ぇぇ・・・ 私がわがままなんです。平日は仕事があるから行けなかったり、時間的に行けても気分的に行きたくない、日曜は次の日仕事だから行きたくない。
土曜しかない・・・(ノ_-。)
(ボソッ)単にお金がかかるから行きたくない(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

もうね、眠くて途中から演奏の感想を書いてる辺りから思考能力が30%位まで落ち込んでるので勘弁して。

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2010年11月 9日 (火)

昨夜はすごかった

夜中、「ゴロゴロゴロゴロ」という雷の音で眠りの世界から引きずり出され、何度か雷が落ちて窓がその度にガタガタいうから「すごく近いんだな~」と思いつつ半分うつらうつらしてて、そのうちに雨が小降りになってきたので落ち着いたのかと思ったら、いきなりの土砂降りの音で「うるさい」と思う間もなく「どん」と落ちたと同時に家が揺れ窓も「ガタガタン」と鳴り響いて完全に目が覚めてしまいました。
    (ふー(;´Д`A ```  長い文章は疲れるな・・・)

久々に怖い夜でした。雷こえぇぇぇぇ~~

この時思ったこと。

自然に勝るものなし!

交響曲でも嵐モノとかありましたよね。
誰の何番かなんて覚えてませんけど。(クラシック素人ですから)

いくら楽器で表現しても、自然の驚異は表現しきれません。

自然の表現といえば、鳥の鳴き声はよく出てきますが、こちらも自然の鳴き声には勝てません。

ウチは野鳥が多い事で有名な公園の近くなので、ちょっと犬を連れて出るといろいろな鳴き声が聴こえてきますが、それを聴いた後は、曲中の音は単に楽器の音としか聴こえなくなってしまいます。「どうしてこれが鳥の声に聴こえたんだろう」と。

昨夜の雷の怖さは音楽では表現できません。

目がバッチリ覚めちゃって「そういえば犬は大丈夫だろうか。いつもなら怖がって(人を呼ぶ為に)騒ぐのに。」と思い見に行ったら、ぐっすりスヤスヤ

  こ、こいつ・・・・・近くて大きすぎる雷は平気なのかよ!?

なんとなく腑に落ちないまま部屋に戻って寝直しました。

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2010年11月 5日 (金)

演奏家の影響

演奏家から受けてしまう影響ってあると思います。

  

その1: 楽器が嫌いになってしまう編

5年くらい前かな、TVで若手の美人(?)フルート奏者の演奏を聴いて、以来フルートが嫌いになってしまった。ねっとり・まとまわりつくような演奏でゾゾっとしたのである。フルートってこんな音だっけ(T_T) 気持ち悪い(T_T)
高校生の頃は爽やかな音が出る持ち運べるマイ楽器なんだと思って憧れた楽器なのに。
でも、ご安心を。
今年始め前後に聴いたフルート協奏曲のおかげで嫌いではなくなりました。

姪と甥が和太鼓を習っていた時期がありました。
嫁様が連れて行けない時に母と私で和太鼓の練習に付き添いました。
太鼓が大嫌いになりました。
太鼓を叩くと脳ミソが揺れてるようで気持ち悪いんだよ。
集団で叩くし、体育館の中だから余計なんだけど、すごく不愉快な気分になる。
あんな場所に小さい時からいたら何らかの影響が出るに違いない。
近所でも太鼓を習うということに否定的な人が多いのに納得。
以後、頭が悪い(考え方に発展性が無かったり想像力に欠ける)事と足の形が悪いのは太鼓を習っていたせいになっている。(嫁様には内緒)
ちなみに、今でも太鼓は好きではない。
 

その2: 曲の好き嫌い編

とても売れた甘い歌声のユニット歌手(たぶんそうなんだろう)がいるけど、その歌手は嫌いなので聴かない。
とても売れてる某国のイケメン歌手達も嫌いなので聴かない。
要はその人が嫌いなので歌を聴かないのだ。
ドラマも嫌いな人が出ているのは見ない。ジャニの売れっ子グループの某国でも人気の彼が出てるドラマは兄が面白いと言おうが見ないんだよ。
ところが、同グループの超人気の人のドラマも見ないが、その人がやった声優のキャラは好きになった。不思議なもんだ。でもドラマは今でも見ない。

歌手のことは、まぁ、いい。

誰が演奏者かという事は非常に重要である。

それまで嫌いだったバッハがアラウの演奏を聴いた後からそうでもなくなったり、好きだった曲がある演奏者のを聴いたら「なんだこれ。やめてくれ。」的になって以後しばらく聴きたくなくなったりする。

とはいえ、聴いてみないと解らない。
聴いてからバラ色になるか暗黒に陥るか。

前は演歌は複数の歌手が歌っていて、その中で売れていく人の持ち歌みたくなっていた(と思う)。歌う側と聴く側の相性があるから、売れた人(その人の歌になった歌手)の歌を全員が好むわけではないけど。
クラシックにおいても同じ事が言えて、多くの人が好む演奏を私が好きかどうかは聴いてみないと解らない。

自分にとって「ビンゴ!」な演奏に当たらなければ、好きな曲も増えていかないんじゃないのかな。

演奏者は結構人に影響を与えていると思う。

 

 
そんなワガママな私も人に影響を与えた事がある。

私が与えた影響その1
昔カラオケで歌ったら友達に「その歌手嫌いだったんだけど、うーさんが歌ったらすごくいいね。曲はいいんだね~。今度チャレンジしよう。」
音痴だしすぐに喉が痛くなるからカラオケ嫌いなのでかなり驚いた。

私が与えた影響その2
近所のおばさんがピアノの発表会で私の演奏を聴いてグランドピアノを購入。
数年後バスでお会いした時に「すごく良かったの~。私もね、子供の頃、本当に小さい頃に習っていたから、また弾きたくなっちゃって、うーさんのように弾けないかもしれないけれど、思い切って買ったの~。今度弾きにいらしてね。」
いゃ・・・素人高校生の演奏を聴いて買うものじゃないと思います・・・。
お金持ちなんだな・・・。

人に影響を与えるなんて恐ろしい。
カラオケのことは兎も角、グランドピアノはちょっと・・・。しかも近所の人にも言ってたらしくて。
私の演奏を聴いて「自分でも弾けそう」と思ったのか、そんな、ずっと弾いてないのに一石二鳥一朝一夕で弾けるもんじゃないのよ。毎日練習というのが基本です。

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2010年11月 3日 (水)

痛いですから!

ウチには12歳の黒柴♂「コロ」がいる。

この時期、コロは生の大根が好き。

つい1ヶ月ほど前、畑から首を出している青首大根を食べている所を発覚され、以後コロ専用の大根を貰って、温室(散歩で外に行く時の通路)に置いてあって、散歩から帰宅後必ず食べる習慣になっている。
小さいのをあげているのだけど、何本目か解らないなぁ・・・
ちょっと干ささっている大根が食べやすいらしい。

で、今日も帰ってきてから、食べたいうるうるの目でお座りしたので、もうほとんど食べちゃって残りわずかと葉っぱいっぱいの大根を手で持って食べさせていたら、食いちぎろうと思いっきり噛もうとして私の親指をがぶり!

爪に穴が開いたかと思った・・・ (大根の上に指があったので爪の方だけ)

ずっと痛い・・・ 爪に穴は開かなかったけど、傷がついた(少し削れた)

「もうコロに大根なんかやらなくていいから!」

と言ったけど、きっと母はコロのために温室に新しい大根を置くに違いない・・・

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2010年11月 2日 (火)

チャイコのバレエ音楽とか

「くるみ割り人形」の入ったCDがありました。
交響曲第6番と同じシリーズのCDで、「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」の3つが入っていました。
まさか、3ついっぺんに入っているなんて
バレエの長さを考えたらバラバラだと思ってたのに、組曲になると短いんですね。

カラヤン指揮、ウィーン・フィル・ハーモニ管弦楽団の演奏でした。
このシリーズのCD、演奏がなかなか良いのが入っているんですよ。

この3つの中で眠りの森だけ見たことがありません。
バレエを見たことあれば、曲も楽しく聴けますね。
ええ・・・ 眠りの森は聴いても楽しくありません・・・

バレエ音楽やオペラ音楽は、舞台メインで曲は効果と思っています。
随分贅沢な効果ですけど。
舞台を知らなければ、舞台に対する音楽の効果が解らないため、音楽だけ聴いても楽しめない、あるいは楽しみが半減すると思います。
その点で、眠りの森を聴いても想像できないこともあって楽しくないです。逆に白鳥とくるみ割りは見たことがあるので、この音楽の時にはこんな事をやってる(こんな事が起きる)というのが少し解って、より楽しめます。

随分前だけど、TVをつけたら「白鳥の湖」をやっていました。
バレエなんて見たことなかったのでチャンネルを変えようとしたんだけど、白鳥演じるバレリーナに瞬時に釘付けになり最後まで見てしまいました。
バレエダンサーは全身で表現しますが、彼女の表現はずば抜けて違って見えました。
上手いなんてもんじゃない、頭から指の1本1本の指先まで、素人の私でもそれが解るほど・圧倒されるほどの表現力というか訴えかけるものがあり、目を離すことができませんでした。・・・素人だから余計に感じたのかな。
あーいうのをカリスマダンサーというのでしょう。
ロシアのバレエ団なのだけど、ダンサーの名前は解りません。
TVや映画でテロップを見ない人なので、ぇぇ・・・俳優さんの名前も全然知りませんとも!

またバレエが見たくなって次の週だったか同じバレエ番組を見たのだけど、その時はイギリスの超有名なバレエ団でしたが、申し訳ないですがヘタクソに見えました。
あのダンサーが強烈すぎた・・・。

「白鳥の湖」はよくTVでもやってて、チャンネルを回している時に部分的にもチラ見することもあって、音楽を聴けばシーンがなんとなく解る部分がいくつかあるので、聴いてても想像できるため楽しいです。
「くるみ割り人形」は白鳥ほどは解らないものの、見たことがあるし、自分で弾いた事もある (レッスンではない自己で) ので、曲も楽しい曲だし、聴いてても楽しめます。

気になっていた曲も持ってて聴けたので満足し、ヴァイオリン協奏曲も聴きました。
バレエ組曲と同じシリーズのCDにも入っているし、貰い物のCDもあるのだけど、自分で買ったギトリスのヴァイオリンのを聴きました。

随分前にたまたま買ったギトリスのヴァイオリン名曲集で良いなぁと思っているところに日本での最後の公演というのがあって、行く事ができ(もちろん札幌の)、生演奏を聴いてファンになりました。
ここだけの話、ギトリスが死ぬ前に生演奏を聴けてよかったです。
アラウ(ピアノ)の日本最後の公演は'87年だそうで、まぁ、知ってたところで行けなかったけど、行けなかったと解ってても、なんとなく生きてる年が被ってると残念な気がします。

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2010年11月 1日 (月)

ちょっと… 欲しい

「くるみ割り人形」を持っていない事は解ったのでチャイコフスキーの他のなんかないかなーと探したら出てきたのは交響曲第6番。

第4楽章 好き~

と、いうことで、第4楽章だけ繰り返し聴いています。
持ってるのは サー・ゲオルグ・ショルテイ指揮 シカゴ交響楽団 のもの。

動画を探したらヒットしました。

・テミルカーノフ指揮

http://www.youtube.com/watch?v=BGIL_yyT3wI&NR=1&feature=fvwp

・カラヤン指揮

http://www.youtube.com/watch?v=3ebQYH6EpJ8&feature=related

でも、動画はPCで聴くせいもあるかもしれないけど、CDのが一番好き。

 

なんと、ピアノ版も!

http://www.youtube.com/watch?v=WJVCQVi82OM

ピアノ譜があるのか・・・  ちょっと・・・ 欲しい・・・

 

持ってるCDは姉の非強制ノルマで、今でいう「週刊○○(ディアゴスティ~ニ!)」というようなふろく付き雑誌に入っている物です。
姉に「こんなのどぉ?ノルマなんだけど。」と言われ曖昧に返事したはずなのに持ってきて(買ってきて)・・・ 自分で払いました・・・ 姉のおごりじゃなかったのです。週刊だからという理由で・・・。
でもまぁ、有名曲がいろいろ入っているので良しということで。。

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