コルトーのCD
ここ2・3日、10月上旬に買ったコルトーのCD(ショパンBox 6CD)を全部聴きました。
Boxをぜーんぶ一気に聴くのは大変めずらしい事です。
このBoxはスケルツォ第3番の入ったCDを探している時に見つけました。
残念ながら、これには入っていませんけど。
コルトーのCDは1枚しか持っていなかったので、Boxを見つけて迷わず購入しました。
2つのハードケースに各3枚ずつ入っていました。
ハードケースなのはGJ
まず1枚目を聴くとノイズが多いです。(先に持ってたCDもノイズがすごい)
レコードを再生する時の、独特の音(機械音と針が擦る音)から始まり、曲中もゴミの音がします。
1曲目の「子守歌」は1920年の録音なのでノイズは当然で、でも、思ったよりひどくなかったです。
今のコンポはノイズ低減のシステムが付いているおかげで余計に気にならないのかもしれなくて、前のコンポならひどく気になったかも。
あー でも、気になる人は気になるかも・・・
1枚目を聴いてて「古き良き時代」という言葉がよぎりました。良い時代じゃなんいですけど、戦時中前後の演奏って良いですよね。
このような演奏(表現に自由な演奏)を認めない人は聴かない方がいいですね。
フランソワとか邪道だと思ってる人は聴いちゃだめ。
私は好きですけどね。
S先生(大人になってからの先生)の持っているいくつかの楽譜はコルトー版です。
ですが、参考にするならどのピアニストがよいのですか?の問いに返って来た名前には入っていませんでした。
一番最初に聴いたショパンのCDはフランソワで、フランソワはお手本にしちゃだめと言われましたが、なるほど、コルトーの名前に上がらなかったのが解ります。
曲を練習中(作ってる最中)にお手本にするには向いていません。
1枚持っていたのに、今更気がついたなんて遅いですな
持っていたCDは「子守歌」の為だけに買ったので、他はちゃんと聴いてなかったのです。
ノイズが入っているとかお手本向きではないとしても、聴くには良い^^
趣があって[懐かしい いい演奏]という感じです。
なんとなく、この人から派生して表現の裾野(ピアニスト)が広がって行ったような気がします。
今年はショパンのBoxをいくつか購入しました。
コルトーは上記の通り全部聴きました。そろそろアラウのBoxが届きます。楽しみです。アラウのショパンを聴くのは始めてかも・・・
普段聴かないけど参考用に買ったのが2つ。
アシュケナージのBoxを買ったのは失敗だったかなと思ったのだけど、コンチェルト以外は全て収録されており、また出版未作品だったop.無しの遺作もかなり入っています。遺作品が入っているという理由だけで、まぁ買って良かったかな&保存版、です。
また「ショパンBox」では、いろいろなピアニストが演奏しており、普段とりたてて買わないピアニストも含まれているので購入してみました。
どうしてもショパンのCDが多いのは仕方ないと思います。
今年の始め頃、モーツァルトのピアノ曲のCDを1枚も持って無い事に気が付きました。
聴く必要がなかったからなのですが、ショパンのは聴く必要があったので、つい今でも買っちゃうんですね
とはいえ、Boxを買うと以前買ってたものと重複してるのもあって、案外少ないかもしれません。でも、記録技術が違ってたりするので聴き栄えが違うからいっかw
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